技術
染色技法
染色試験
お客様のご希望の色を出すために、まずは少量の布(10g)で染色試験を行います。素材によって染料の種類が異なるため、染料の種類や量をあらかじめ検討しておく必要があります。さらにコンピュータカラーマッチングシステム(CCM)を利用して、調色作業をより迅速・的確に行っています。試験を終えた生地は、お客様のもとへお送りして色の確認をしていただきます。その後、納得のいく色が出るまでデータの修正と染色試験を繰り返します。染色加工は、この染色試験を経て、反染め・製品染などの本番染めへ移行します。
反染め
染色試験で作られたデータをもとに、生地の重量から染料や薬剤の量を専用ソフトで計算し、染色条件(温度・染色時間)をデータ化します。染色機は高圧染色機、常圧染色機、製品染用染色機があり、素材や重量、目的によって使い分けています。
製品染め
シャツやワンピースなど、製品の形になった後に染める『製品染』も承ります。染色機で一度に染色したり、手染めで一枚ずつグラデーション染めに加工するなど、染色方法は様々です。サンプルの製作や、量産加工もご相談ください。
設備
高圧液流染色機(サーキュラー) | 14台 |
常圧液流染色機(ハイフロー) | 10台 |
高圧ロータリー染色機 | 3台 |
常圧ロータリー染色機 | 2台 |
樹脂加工装置(VICTEX) | 1台 |
各種試験機 | 26台 |
ウインス | 2台 |
ミニウインス | 5台 |
ガスボイラー | 1台 |
開棒機 | 2台 |
切開機 | 3台 |
脱水機 | 6台 |
ニット荒ぐり機 | 2台 |
丸セット機 | 2台 |
連続タンブラー乾燥機 | 6台 |
タンブラー乾燥機 | 2台 |
起毛機(表・裏)、丸起毛機 | 各4台 |
シャーリング機 | 1台 |
検反棒巻機 | 6台 |
自動包装機 | 1台 |
フォークリフト | 4台 |
CCM | 1台 |
CCS | 1台 |
自動調液装置 | 1台 |
測色機 | 1台 |
染料自動計量システム装置 | 1台 |